Noble Oak / Past Life [review]

いよいよ!
もうすぐにNoble Oakの来日ツアーが迫っていまして、
またPatrickに再会できるのが楽しみで仕方ありません!

というわけで絶好調のニューアルバム、「Past Life」をご紹介させていただきます!

前回リードトラック(というか全曲お薦めなのですが!)「Hyperion」についてはちょいと書かせていただいたので、改めてアルバムの順を追ってご案内させていただきます。

①The Spirit


アルバムを通して一つの作品として聴く、というのが当たり前であってほしいと思う古い人間ではありますが、残念ながら、今の世の中に於いてはそのような意図が制作側にすらも感じられない音楽もたくさんあります。
ありがたいことに、カナダから届いたNoble Oakのデビューアルバムには全体を通した構成に、きちんとした流れが感じられます。

冒頭の「The Spirit」にはコース料理のアミューズのような、今作に於いてのNoble Oakの楽曲のイントロダクション的な意味合いを持っていると思います。
夢見心地なダンスフロアへの誘い。目をこすりながら向かうところがまちがいのない世界だと思わせる、Patrick Fioreの魔法の入り口です。

②Begin To Say

前作EP「Away」の流れをくむ、大空を感じさせる楽曲だと思います。
高揚感とオリエンタルを感じさせる旋律、美しいハーモニーが白眉。
さぁ、始まるよ。Patrickのマジカル・ドリーミー・ポップの世界へようこそ!

この曲が気に入っていただけたなら是非前作のEPを聴いていただきたいと思います。)

つづく

 

pur