盟友であり戦友である(と、勝手に思っている、)樽木栄一郎氏。
彼の10年前の音源が明日19日に発売となるそうです。
音楽史における10年とは、ひとつ、括りになるほど変化の多い世界。
自分の変化、周囲の変化、様々な要因で趣味趣向が変わるように、
聴く音楽も少しずつ変わっていくものです。
しかしながら、本当に良い音楽、丁寧に作られたものは
歳月を経ても色褪せるどころか、よりいい風合い、「あじ」が出てくるものだと思います。
使い慣れた日用品、昔から愛用している衣服が自分になじんでくるように、
彼の紡ぐ音楽にはいつも、嘘のない自分を投影できるような、不思議な感覚にさせられます。
パーソナルなとこも含め、彼は本当に格好悪くて、無茶苦茶に格好いいんです。
そんな彼と、(レーベルを抜きにしても)ようやく仕事でも絡めることができて、僕はとても幸せです。
http://towershibuya.jp/2014/04/20/7700
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