先日、下北沢インディーファンクラブに行ってまいりました。
初めて観たバンドが多いなか、びっくりするくらいすばらしい音楽がたくさんあって、ものすごく楽しい2日間でした。
入場規制など、残念ながら観ることの叶わなかったものも多かったのですが、個人的に実体験として”刺さった”アーティストをいくつかご紹介させて頂きます。
まずはホームカミングス。
“GREAT ESCAPE” / Homecomings
偶然お店でかかっていたのを聴いて、「音」先行で気になっていました。
若い子達がやっている、洋楽趣向のおしゃれで可愛らしいバンド、という(もちろんいい意味での)イメージを持っていたのですが、初めてライブを観てみて180°(さらにいい意味で!)印象が変わりました。ホントごめんなさい。
まずストイックなまでに演奏力がしっかりしていて、(この曲のタイトルやリフからも判るように、)すごく音楽と向き合っているバンドだなぁと思いました。
MCや物販の本気度も含め、本当にこのまま大きくなって欲しい!!と思いました。
次は関取花さん。
“はつ恋” / 関取 花
樽木栄一郎さんからオススメを頂いて、この曲を聴いて「あ、間違いない。」と瞬間的に察しまして観てまいりました。
Joni Mitchellに通じるような唄声をお持ちでいながら、竹を割った、というか歯に衣着せぬ、というかそんな表現がしっくりくるようなSSWさんです。
抽象的でぼんやりとした詩が多い日本で、「闇」よりも「光」を感じさせてくれる「開けた」空間をあっけらかんと創り出していらっしゃいました。
続きましてヨギーさん。
“CLIMAX NIGHT (New Version)” / Yogee New Waves
予習段階でこの曲を聴いて「現代のはっぴいえんどだ!」と興奮していたのですが、ライブでもその感じの良い空気感を醸されていらっしゃいました。
願わくばこういうシーンが一過性のものにならず、オーディエンス含めて音楽の本質を捉えていってほしいものです。
ここからは今回の最大の目当ての二つ。
ついに全国流通が決まったEMC!
“EMCのラップ道” / Enjoy Music Club(EMC)
一言、最高!
ぐだぐだゆるゆるへろへろのスリーMCと、確信犯的なリリックとトラックメイキングは、ただただ気持ちいいぃぃぃぃっ!の一言!!
フロアには多幸感と笑顔しかなかったですよー。
全力で売れて欲しい!!
最後はザ・なつやすみバンド!!
“S.S.W (Trailer)〜毎日がなつやすみ!編〜” / ザ・なつやすみバンド